私の更年期障害|乳がんのホルモン治療の薬が更年期障害と同じような副作用(椿野妙子さん)

椿野妙子

寄稿:神奈川県在住 椿野妙子さん(56歳)

47歳くらいから徐々に自覚しました。最初は真夏の暑い日に歩いている時に目眩を感じることが時々あって、熱中症だと思っていました。

家に居ても目眩が多くなり、目眩と共に吐き気がして嘔吐することも頻繁になり、昼間でも横になっている時間が増えてきました。

元々、肩凝りが酷かったんですがそれまで以上に酷くなって頭痛がするようになりました。そこで更年期かもと思うようになり市販薬を飲んでみましたが改善されなくて、婦人科を受診したら医者から更年期障害ですね、と言われました。

自律神経を整える薬を処方されて少し改善されましたが、毎日スッキリと起きる朝はありませんでした。

家族に、気にし過ぎ…とか気晴らしに散歩したりすれば?とか言われましたが気にしないでいられないくらい目眩もあったし、散歩や買い物に行く気持ちにもなれませんでした。

因みに私の母は更年期障害の自覚がなかったそうで余計にそう言われましたね。家族に理解してもらえないのは苦しかったです。食欲もなくなり10キロ程痩せました。

処方された薬で何とか日常生活を送りながら、いつかは治るんだと思い頑張りました。

私の場合は49歳で乳がんになってしまったのでホルモン治療の薬が更年期障害と同じような副作用があった事、子宮と卵巣を一気に失った事で、今でも更年期の症状…ホットフラッシュや異常な肩凝り目眩と戦っています。

これも段々に身体が慣れていって、いつかは治るんだと思いながらの日々です。

家事や仕事など、無理してやらなくちゃって思わないで、やれる時にやればいいやって思う事が大事だと思います。

椿野妙子さん Profile
左乳房を全摘出をされた乳がんサバイバー
現在はイチナナライバー&インフルエンサーとして活躍中
椿野妙子さんのインスタグラム

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