中尾晴実(なかお はるみ)さんは、陸上競技界のレジェンドである高野進さんが主宰する「高野進 日産スタジアム アスレティクスアカデミー」の指導スタッフで陸上教室指導歴17年目。
今年に開催されるアジアマスターズ選手権大会でW55クラス(女子55歳~59歳)で、100メートルとハードル競技で優勝を狙いたいと意気込む晴実さんに、経歴を含めてこれからの目標を手記にまとめていただきましたので、ぜひご一読ください。
中尾晴実(なかお はるみ)
昭和41年(1966)9月6日生まれ
新潟生まれの埼玉育ち
武南高校で幅跳び専門(記録5m42cm)
聖徳大学短期大学部保育科卒
2018年世界マスターズ選手権スペインマラガ大会カテゴリーW50 80mハードル3位
2019年アジアマスターズ選手権クチン大会W50 100m優勝 80mハードル優勝 アジア大会新記録
フジテレビ「ほこ×たて」出演
2017年富良野グループ特別公演倉本聰 舞台「走る」出演
2022年TBSテレビTHEモンスターバトルリレー対決出演
2022年W55 80mハードル 日本記録樹立
高野進日産スタジアム アスレティクスアカデミー指導スタッフ
陸上教室指導歴17年目
現在、モデル業と陸上指導者の二足の草鞋。
経歴
駆けっこは小学生の時はいつも2番。中学から陸上部に入り速くなりました。そして高校生まで陸上競技一筋の青春時代でした。
その後、幼稚園の先生になることが夢で短大の保育科で勉強しました。
そして就職活動の時、たまたま度胸試しで受けた東京証券取引所に受かり入社。
人事研修を担当して、結婚を期に退職。出産・子育てに奮闘する日々でした。
40歳になり子育てがひと段落。
当時は、幼稚園ママ達とランチばかりして体重が60キロ近くになっていました。
そんな時、たまたま新聞欄でマスターズ陸上の試合結果を見て「私ももう一度走って試合に出てみたい」と思い、新聞社に連絡。
こうして、ブランク23年を経てマスターズ陸上を始めることになりました。
そして、大会で知り合った年配の方に練習に誘われて、高野先生を紹介していただきました。
※高野進先生は陸上競技男子400m日本記録保持者で、1991年に記録した44秒78のタイムは今現在でも破られていない大記録です(2023年5月時点)。
その高野先生から「あなたは指導ができるから」とヘッドハンティングされ、陸上教室の指導者となり、現在に至っています。
長年の夢だった幼稚園の先生と同じように、大好きな駆けっこの楽しさを子供達に伝えることができる、最幸の人生です。
世界マスターズ選手権で3位
●嬉しかったこと
2018年世界マスターズ選手権でW50歳カテゴリーで3位になれたことです。
そして、陸上教室で指導した子供達が大人になり、現在は同じ試合で一緒に走れることが嬉しくてたまりません。
世界一足の速いシニアモデル目指して
●これからの目標
たくさんの方々に支えられてここまでわらしべ長者みたいな人生を送ってきたので、これからの人生は私がたくさんの人を幸せにできることをしたいと願っています。
そして、今年はアジアマスターズ選手権大会があるのでW55カテゴリーでハードルと100mの優勝を!
世界一足の速いシニアモデル目指して頑張ります!
晴実さん、お忙しい中ありがとうございました。
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今年で57歳になられる晴実さんの身体能力は、アラカン女性の可能性を広げてくけるものであり、ぜひともアジアマスターズ選手権大会で優勝して世の中の女性の刺激になってほしいと願い、本日の『周りの人を元気にする大人の女性』紹介とさせていただきます。
指導歴■2009,2011~世田谷アスレティクスアカデミー指導スタッフ■2010~日産スタジアム アスレティクスアカデミ…
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