若年性更年期障害や甲状腺機能低下症などで約10年間寝たきりに近い状態だった市山昌枝さん

市山昌枝さん

2022年1月3日の「今日の美人さん」は、33歳でご次男さんを出産後、大病3つを同時に患い、約10年間も寝たきりに近い状態だったという静岡県にお住まいの市山昌枝(いちやま まさえ)さん44歳です。

今でこそ、その優雅なお姿に“寝たきり”という面影は全くなく、信じられないほどに回復されているご様子で当編集部としても安堵しているところです。

ちなみに市山昌枝さんの存在を知ったのは、2021ミセス・グローバル・アース日本大会のエメラルド部門(40歳~49歳の既婚、もしくは結婚歴ありの女性)でグランプリに輝いたという新聞記事からでした。


●経歴をお聞かせください。

昭和52年(1977)生まれの44歳です。

静岡県出身

23歳 長男出産
33歳 次男出産
44歳 2021ミセス・グローバル・アース日本大会グランプリ

次男を出産後、筋痛性脳脊髄炎・甲状腺機能低下症・若年性更年期障害などを同時に患い、約10年間、寝たきりに近い状態で過ごしてまいりました。

先の見えない不安で押し潰されそうな時間が長く続きましたが、6年前にようやく信頼できる主治医と出会い、一週間に一度の受診から3ヶ月に一度、半年と間隔をあけられるようになりました。

主治医の診断によると、ストレスに対する免疫がないことが病気の根本的原因とのことでした。

身体や心に負荷がかかった時、脳疲労がおこり身体中が痛くなってしまう・・・この事実を知らされ、健康に生きるには上手にストレス発散できることが大切なんだと思い知らされました。

そして、前述のコンテスト参加をきっかけに離床すると決意し、廃人寸前からリスタートいたしました。

●これまでの人生の中で最大のピンチは?

次男がお腹の中にいる時、低置胎盤との診断により、NICUのある病院を勧められました。

転院先でも大出血に備えて自己血貯血が必要とのこと、最悪のことを考えると不安で・・・毎日、祈る思いで過ごしておりました。

結局、次男は何の問題もなく帝王切開で出産できましたが、万が一に備えて約2ヶ月間、病院から一番近いホテルで過ごしておりましたことも、今となっては良い思い出です。

●これからの夢や目標をお聞かせください。

ミセス・グローバル・アースとは「美」のみならず、地球環境保護をコンセプトとした大会ですので、プラスチックゴミ問題から環境を守るため、BIGO LIVE公式ライバーとして活躍し、いただいた報酬でエコバッグのデザインに挑戦したいです。

そして収益の一部、もしくは全額を女性支援団体に寄付をさせていただきたく存じます。

また、女性特有の病気を患い、何気ない一言に傷ついた経験から、私のテーマでもある、女性の立場に寄り添い、思いやりの気持ちを持って接し、まずは世の中の女性に自信を持っていただきたいです。

そして女性が活躍できる場を皆さまと共につくって参りたいと思っております。

抜けないトンネルはない、諦めないでください。

ありがとうございました。


昌枝さん、お忙しい中ありがとうございました。闘病中のことはあえて詳しくお聞きしませんでしたが、ご本人様はもちろんのこと、ご家族も大変な思いをされたかと推察しております。

そして、今現在の昌枝さんのお元気そうなお姿をSNSで拝見させていただき、つくづく思うのは健康が一番であるということ。

2022年の年頭、昌枝さんを始め、皆々様が健やかに過ごせる1年でありますことを心から祈念して本日の美人さん紹介とさせていただきます。

50s.online編集部が考える“美人さん”とは『周りの人を元気にする大人の女性』。この新しい定義も広めたいと考えております。

「今日の美人さん」企画では、写真の掲載についてはご本人様からの了承を頂いております。画像・動画の無断使用は禁じられていますのでご注意ください。