台湾で念願であった自身の会社を設立して、オンラインで50代女性向けの講座も運営しているfumieさんのご紹介です。
中国・上海、そして台湾と18年以上も日本から離れて暮らしているfumieさんに、これまでの半生を手記にまとめていただきましたので、ぜひご一読ください。
fumie
幼い頃の私は、とてもおしゃべりで活発な子。授業ではよく手を挙げて発表し、女子チームの代表として男の子たちに意見するなど、常に前に出ていくタイプでした。
しかし、小学5年生の時「転校」という人生初の試練(笑)を経験します。転校先でもこれまでと同じように振る舞っていたところ、「転校生のくせに目立ってるんじゃないよ!」と言われ、多感な時期だったこともあり、とてもショックを受けました。それ以来「目立ってはいけない」という思い込みが心の奥に強く刻まれました。
大学卒業後は総合商社に就職。会社のクラブ活動で生け花に出会ったことをきっかけに花の世界に興味を持ち、フラワーアレンジメントの資格を取得。その後、退職して生花店に勤めながら経験を積み、友人と開業を計画するも、夫の仕事の関係で台湾、そして中国へ行くことに。
現地では、駐在員の妻としてできる範囲でお花の教室を続けましたが、幼い頃に受けた「目立ってはだめ」という無意識のブロックや労働ビザの制約もあり、思い通りの活動ができず、不完全燃焼のまま、もどかしい時期を過ごしました。
2回目の台湾生活では、息子が成長し現地の高校や大学で中国語を使いながら目標に向かって邁進する姿に刺激を受け、私自身もノートを使った「心の整え」などのマインドセットを学んだことで、それまでの心のブロックを外すことができました。
昨年、夫が台湾で永住権を取得したことを機に、ついに台湾で自身の会社を設立。長年の夢であった「やりたいことを思い切りやれる」環境を手にすることができました。
現在は、お花やアクセサリーの仕事に加え、「50代の女性がもっと自分らしく、もっと幸せに、もっと輝く」ための『マインド開花ノート講座』をオンラインで開講し、多くの女性に寄り添い、応援する活動に取り組んでいます。今年は豊かな時間を楽しむ女性のための台湾リトリートも企画したいと考えています。
fumieさん、お忙しい中ありがとうございました。
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