裏千家茶道・甘水会主宰 深水宗真さんの願いはお弟子さん達が指導者になること

2021年12月3日の美人さんは千葉県にお住まいで裏千家茶道・甘水会を主宰する深水宗真(ふかみ そうしん)さん71歳です。

その着物姿があまりにも神々しく、しかも慈愛に満ちたその表情はまさにこの国の宝。ぜひとも宗真さんの歩まれた道のりを知りたくコンタクトさせていただきました。


●経歴をお聞かせください。

東京生まれです。両親とも新聞記者で、知性と思い遣りを大切にする、自由で明るい家庭で育ちました。

ユーモアとジェントルマンシップに溢れた父と、何事にも全力で向かう優しい母でした。

公立の小中高を経て大学に進学し、大学院在学中に結婚しました。

修士課程終了とともに専業主婦となり、結婚26年目に離婚しました。

離婚理由は控えますが、その当時、子供たちは社会人と大学生でしたので、離婚することに理解を示してくれて、その後も協力してくれました。

52歳で初めて社会人になりました。

仕事は大手新築マンションの販売職です。30歳から夢中で学んできた茶道の教室を続けながらのフルタイムの仕事でしたが、自信も経験もなかった私に、初めて知った社会は厳しくも温かく、働くことの素晴らしさや視野の広がり、寛容さを学ばせていただきました。

その後、お弟子さんの紹介でホテル内の貴金属店の販売スタッフとして定年まで勤務いたしました。

●これまでの人生の中で最大のピンチは?

やはり離婚です。大型客船から小さなボートで夜の大海原に漕ぎ出すような不安と怖さの旅立ちでしたが、仕事でも茶道でも素晴らしい出会いがあり、自分らしく生きていると実感しながらの20年でした。

辛いこと、苦しいこともありましたが、どれほどお茶に癒されたことでしょう。

●今現在の健康&美容方法は?

子供の頃からの健康な体と、丈夫な皮膚のおかげで、美容にも健康にも興味がないまま70年余り年経ちました。最近は正座を続けるために散歩に励んでいます。

●これからの夢や目標をお聞かせください。

コロナという大波によって、茶道の世界にも大きな変革が求められています。

茶道のお弟子さん達に、お茶の楽しさを伝え続けたいですし、こんな時期ですから、茶道の本当の素晴らしさを後世に伝える指導者に育ってほしいと願っています。

目標は、身綺麗で、明るく朗らかで控えめなおばあさんです。


宗真さん、お忙しい中ありがとうございました。「身綺麗で、明るく朗らかで控えめ」、取材の中でのやり取りでも十分にそれを感じることができ、もはや賞賛の言葉が思いつかないほどの素敵な方です。

そして我々50代が目指すべき70代の姿を見せてくれる宗真さんに心から感謝し、本日の美人さん紹介とさせていただきます&ありがとうございました。


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