2022年8月17日にご紹介させていただくのは、兵庫県芦屋市でピアノ教室を主宰されながら数々の音楽コンクールに携わっているピアノ演奏家・遠藤真枝(えんどう なおえ)さんです。
真枝さんは、Google検索で「遠藤真枝」と入力すると検索結果で「遠藤真枝 美しい」とサジェストワードが表示されるほどの有名な方。
なぜ、このように多くの人が真枝さんに魅了されるのかをぜひ知りたく、その経歴含めて手記を寄せていただきました。
ピアノ演奏家&講師 遠藤真枝
神戸女学院大学音楽学部ピアノ専攻卒業。Concert Hallelujah 10周年記念にてリサイタルを催す。
クールシュベル夏期音楽アカデミー に参加し、クリストファー・エルトンに師事、マスタークラス修了コンサートに出演。
Suonarte Masterclasses に参加し、セルゲイ・ミルシュタインに師事、ディプロマ取得。
’10 ’11’12 3年続けてソフィア国際音楽祭に出演、ブルガリアホールにてブルガリア国立ソフィアフィルハーモニーと共演。いずみホール主催のサマーミュージックフェスティバル2012に出演。
また、師であるアルバート・ロト氏との共演をはじめ、トロンボーン奏者の呉信一とアンサンブルコンサート、いずみホールにて関西フィルハーモニー管弦楽団、フェニックスホールにて大阪文化祭参加公演、大阪アーティスト協会主催公演、芦屋ルナホール、カノンホール、その他サロンコンサート等の演奏活動を行っている。 山内鈴子、Albert Lotto、奥村智美、Serguei Milstein の各氏に師事。毎年、PTNA本選入賞、宝塚ベガ学生ピアノコンクール、グレンツェンピアノコンクール金賞、銀賞、銅賞、全国大会入賞、芦屋音楽コンクール本選金賞、銀賞、2位、3位などの受賞経歴を持つ優秀な人材を輩出している。PTNA指導会員、PTNA指導者賞(受賞回数5回)、PTNA特別指導者賞、グレンツェン指導者賞受賞。
出典引用元:Profile | 芦屋・御影・上野(東京)にある、ピアノ教室CANTABILE (カンタービレ)芦屋・御影・東京(台東区上野)
神戸生まれ芦屋在住です。一人娘で父が外資系の役員だったこともあり、幼少期から家族で招待され色々な国を訪問しました。
海外の文化に興味を持ち、韓国語でお礼状を書いてとても喜ばれたことも。また、シンシナティ音楽院や音楽堂のステージに立たせて頂き感動しました。
海外からのお客様を家族でお迎えし、色々な国の方々と会食する機会が月に2、3度ありました。
海外へ1人で留学や旅行に行くと必ずアクシデントがあり、ロスではプールパーティーで溺れて救急車で運ばれてロスの地方新聞に掲載されました。海外デビューが溺れた記事ですね笑
ハワイではホテルのキーを折ってしまって部屋に入れなくなった事や、イタリアでは転んで頚椎捻挫で毎日お尻に大きな注射を打たれたり、パリでトランジットで乗り遅れて1人でドゴール空港で半日過ごす事もありました。
どの国へ行っても必ず拠点となるお気に入りのcafeを見つけて、友達を作って滞在中は楽しく過ごせるので、帰国する時はまた会おうねと約束して帰国しました。
今でも時々メールをすることもあり、良いお友達です。
私自身は、2歳半から母の強い思いでピアノを始めました。幼少期はピアノが本当に嫌いで、あまりにもピアノが嫌いなので母が半年程ヴァイオリンを習わせたところ、ヴァイオリンに夢中になりピアノを練習しなくなったので辞めさせられました。
私としては、ヴァイオリンを習いたかった思い出があります。本当にピアノが嫌いで、トリルの練習は泣きながらした思い出があります。
また、絵を描く事も大好きで、描き始めると夢中になり徹夜することも度々ありました。
その後、神戸女学院大学音楽学部へ進学し、良き友人や素晴らしい先生方と公私共にお世話になりました。
困った時には何度も助けて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
大学時代、恩師が夜遅くまでレッスンして下さった事、また多くの友人や後輩がお花を持ってリサイタルへ来てくれた事など言葉で書ききれない程の溢れるほどの思い出があります。
卒業後、数々の海外音楽セミナーに参加しました。進路に悩んでいたところ、YPOインターナショナルでのファッションショーのモデルのお話を頂き、ハリウッド映画「SAYURI」で使用された着物モデルとしてステージに立たせて頂きました。
それをきっかけに、ドレスを協賛して下さる事になり、コンサートで着用する事になりました。ISSEY MIYAKE KOBE 5th ANNIVERSARYでコンサートをさせて頂きました。毎日ファッション大賞を受賞したReality rab team のドレスを着用しました。
●今まで1番辛かった事
日本ではいずみホール、フェニックスホール等サマフェス、関西フィル、海外ではブルガリア国立ソフィアフィル等と共演させて頂く機会があり充実した日々を送っていましたが、今から9年前に頚椎ヘルニアになり激痛でピアノが弾けなくなりました。
お医者さまから暫く弾かない方が良いとの事で、治るかどうかも分からないと言われ、これからどうしようかと途方にくれていた頃から生徒に教えることをし始めました。
当初は小さな子供とどう接して良いのか分からず苦労しましたが、透き通るほどの子供達の純粋な心に胸が熱くなる事が多々あり、子供達の為に全てを捧げようと決めました。
その後、生徒達はコンクールやコンサートへ果敢にチャレンジをし、オーケストラとの共演やオーディション、現在藝大アカデミーへ通う生徒も在籍しています。
2020年、新型コロナウィルスでコンサートで多くのお客様をお迎え出来ない状況の中、シンフォニーホールで演奏させて頂く機会がありました。
演奏家の皆さまのお気持ち、お客様のお気持ちに触れ、感慨深い気持ちになりました。そんな中、大学卒業の頃よりご来場くださっていた方より温かなお言葉を頂き、嬉しかったです。
また、コロナ前より企画していた2021年2月に住友生命いずみホールで開催されたjunior concerto festival vol.1を企画構成を致しました。
指揮澤和樹、オーケストラ・アッサンブラージュ管弦楽(コンサートマスター釋伸司)と生徒2名がモーツァルトのピアノ協奏曲を共演致しました。
音楽を勉強する子供達にとって、素晴らしい演奏家の先生方と共演させて戴く夢のようなコンサートです。辛い時も嬉しい時も努力を積み重ねている子供達に、夢は実現出来ることを体験させてあげたいと思い、企画致しました。
協賛に化粧品会社、ドレス(衣装協賛)、コンサートホール、楽器店等様々な団体の後援を頂き、お客さまをお迎えする予定で進めていましたがホール入場制限となり、初めての試みで動画配信チケットで公演を配信致しました。
予想を上回る多くの方々に動画を観て頂き、とても嬉しかったです。動画は、映画撮影等を手掛けていらっしゃた先生に公演を撮影して頂きました。
●これからの夢&目標
第2回芦屋音楽コンクールから新たに声楽とヴァイオリン、そしてアンサンブル(弦楽とピアノによる二重奏)の3部門が加わり、私もヴァイオリン部門とアンサンブル部門の実行委員をお引き受けする事になりました。
アンサンブル部門には、クラシカ芦屋より上位入賞者にクラシカ芦屋賞が提供されています。
各部門とも、トップレベルの演奏家、教育者の皆さまによる審査で行われます。
夢や希望を持って目をキラキラ輝かせている無限の可能性を秘めた子供達に、大きなチャンスと夢を実現できる機会を与えていきたいと思います。
9年前から指導者として過ごしていますが、有難い事に演奏のお話も頂く事もあり、私自身も今後も勉強し、指導、運営、演奏と様々な事にチャレンジしていこうと思います。
真枝さん、お忙しい中ありがとうございました。
真枝さんがピアノを教えてくれる教室の公式サイトはこちらになります。
芦屋・御影・加古川・東京(台東区上野)にある個人のピアノ教室です。幼児から大人まで基礎から丁寧にレッスンしています。ひと…
また、真枝さんはさまざまなSNSで情報を発信されていますのでこちらも要チェックです。
Summer Music Festival 2022
1夜 ザ・フェニックスホール、2夜、3夜 住友生命いずみホール
奥田妃奈ちゃん、土井麻里愛ちゃん、栗林萌華ちゃんが出演致します。3夜は私も出演致します。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。#奥田妃奈#土井麻里愛#栗林萌華#naoemusique pic.twitter.com/Y4g9i7eT8u— 遠藤 真枝 (@naoemusique) June 10, 2022
丁寧な言葉が並ぶ手記を拝見し、ビジュアルだけでなくそのお人柄が多くの方々に支持されていると確信した本日の美人さん紹介。
当編集部ではこれからも遠藤真枝さんの動向に注目していきたいと思います(50s.online編集部)。
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