2021年12月27日の「今日の美人さん」は東京都内にお住まいのフラワーデザイナー大澤のりよさんです。のりよさんが創り出すSNSの世界はエレガントにしてシンプルな美しい世界。
天性のセンスかもしれないと思いつつ、その秘訣やこの世界観を創り出す背景をぜひ知りたくコンタクトさせていただいたところ、以下の文章を送っていただきました。
●経歴をお聞かせください。
東京都在住。夫と大学生の娘と高校生の息子の4人家族。現在50歳。
幼少期、華道と茶道の師範であった祖父の隣で余ったお花を剣山に挿して、華道のまねごとをしていました。
祖父から「100点」と言ってもらうのがとても嬉しかった記憶があり、それが私とお花の最初の出会いです。
短大卒業後は新卒で国際線CAとなり、大好きな接客業に付くことができました。
フライトの合間にフラワースクールを3つ渡り歩き、インストラクターとブライダルフラワーの資格を取得。
ブライダルフラワーデザイナーへの魅力に取りつかれ、CAを辞めてお花の道へ進むことを決断しました。
とても考えた結果でしたが、今思えば、結構勢いだった気がします(笑))。
プライベートでは、CA在職中に結婚。CA退職後、数年後に長女を出産、4年後に息子を出産しました。
子育てをしながらフラワーレッスンをしたりネットショップを開設したりして、気付けばお花歴20年以上。ネットショップ運営も10年になりました。
実はお花のスキルには自信があってもPC作業や発信の仕方など、とにかく今のようにSNSや情報がなく独学でコツコツやってきました。
そんな自分の苦労や経験を基に、現在はフラワーデザイナーをしながらインスタから売れるようになるハンドメイド販売コンサルタントもしております。
生徒さんがどんどん成果を出されているので、とても嬉しく思っています。
●これまでの人生の中で最大のピンチは?
最大のピンチは出産直後、長女が大病院に救急搬送され、数か月後に手術をしなければならない状況に陥ったことです。
26歳で結婚し、その後フリーランスのブライダルフラワーデザイナーになり、長女を妊娠中もお仕事をしていました。
お仕事もたくさんいただき、素敵なドレスショップとも契約していただいていました。
その時は、出産してもブーケを作ったり家族に協力してもらい、お届けもできるかなと思っていました。
しかし、出産という命がけの出来事、子供の入院、手術、育児と思いもよらぬことの連続。
自分自身を構う余裕さえもなく、毎日必死に過ごしていました。
そんな状況でお花のお仕事ができるはずもなく、出産前にお受けしたブーケオーダーなども全てフラワーデザイナーの友人にお願いすることになりました。
出産前には想像できなかった生活でもあり、しばらく育児に専念することになったという経験があります。
お陰様で、長女は元気に伸び伸びと成長し、成人式の時には私が制作したヘアアクセサリーを付けてもらうことができました。
また、最近ではイベント時に片腕としてサポートもしてくれたりしています。
●これからの夢や目標をお聞かせください。
1人でも多くの作家さんがご自身の作品を広められ、売れっ子作家さんになるためのサポートをしていきたいと思っています。
長年、お花に携わってきて作家活動や講師活動、そして販売活動において、自分自身が得た情報や技術などのノウハウや発信方法などを、同じように頑張っている作家さんに向けて
お伝えしていきたいと思っています。
10年前の自分は知識も情報もなく、協会という概念を好まずにお一人様フリーランスを志向していました。
そのため、自分で全て学び検証し行動し、また分析の繰り返し。結果、かなり遠回りしていました。
しかし、遠方でもオンラインですぐに繋がれる今。
頑張っている作家さんには私よりもちょっとだけ近道してほしいなと思い、『インスタから売れるようになるハンドメイド販売の個別コンサルティング』をさせて頂いています。
経験者でもあり、鮮度の高い情報を提供できる現役フラワーデザイナーがサポートすることが最大の強みだと思い、作家さんに寄り添うサポートが出来ると考えております。
お一人様起業は孤独になりがちですが、そんな時に頼ってもらえる存在になりたいです。
●同世代にメッセージをお願いします。
子育ても一段落する世代なので「やりたいことがあれば即行動!」これは私のモットーです。
人生100年時代のうち50歳はまだ半分。
ただ、健康寿命とも違うので、同世代の方は即行動するべき世代ともいえると思います。
そして、行動スピードが成長スピードに比例すると考えています。「わたしなんか・・・」って言うのは禁物ですよ。
素敵な作家さんが世の中に溢れているので、輝ける場所を一緒に見つけていきましょう。
何歳からでも輝けるステージを見つけるって素敵なことですね。
のりよさん、お忙しい中ありがとうございました。のりよさんがフラワーデザインを親身になって教えてくれる『LA STAGIONE』の公式サイトはこちらになります。
そして、ぜひ訪ねていただきたいのが、のりよさんのインスタグラム。デザインされた花々の美しさはもちろんですが、そのエレガントかつシンプルな世界観が秀逸で、ぜひとも参考にしたいところです。
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インスタグラムのほかにも、ツイッターやLINEでのりよさんにアクセス可能ですので、フラワーデザインに興味のある方はぜひ問い合わせしてみてください。
また、のりよさんのインスタに欠かせないデザインツールの「Canva」の使い方についても、オンラインで教えてもらえるとのことですので、ハンドメイド販売を考えている方はぜひ!
【結果や成果を出してる人から学ぶ】
私がに何かを学ぶ時は、その道で結果を出してる人から学びます。ハンドメイドした事ない人からハンドメイド作家として売り上げ伸ばす方法聞いても、スっと心に響かない。それと同じ。机上の空論。— Noriyo|ハンドメイド販売インスタ構築 (@lastagione_flw) August 19, 2021
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