長野県の桜山祥枝さん64歳「子育てが終わる50代、このままじゃいけない!私は自分を生きていない!」

桜山祥枝

長野県在住の桜山祥枝(さくらやま よしえ)さんは籐手芸教室の講師として25年のキャリアを持つ昭和34年生まれの64歳。

子育てが一段落した50代になってからはシニアモデルとしても活動するようになったとのことで、その経緯を教えていただきたく、経歴を含めてこれまでの半生を手記にまとめていただくことが叶いましたので、ぜひご一読ください。

桜山祥枝(さくらやま よしえ)

芸名:筧祥(かけい さち)

昭和34年(1959)5月4日生まれ 64歳
千葉県出身 3人姉兄の末っ子

長野県在住
息子2人

長男夫婦と孫が目の前に住み
次男は県外に住む

○籐手芸講師
○アップップメソッドインストラクター
◯シニアモデル
他、サービス業をしています。

●最近のチャレンジ

2021ミセスグローバルアース信州ファイナリスト

2022軽井沢・大賀ホールでダンスとランウェイを発表

2023ハクビ着物コンテスト長野県代表   

SBC信州着物ファッションショー出場    

ハクビゆかたクィーンコンテスト長野県代表

毎日が笑顔で暮らせますように

実家は、自営と農業を兼業してました。幼少の頃から家業と家事に追われ普通に遊ぶ事や、やりたい事も出来ず、ひたすらガマンの日々でした。そんな暮らしが悲しく辛かったです。

それでも、いつも笑顔を絶やさずニコニコしていたので、人に親切にされる事も多かったです。

高校卒業後、短大へ。親や親戚から大反対されましたが、この時に後押してくれたのが兄でした。感謝しかありません、

短大卒業後、地元に就職。再び、仕事と家事に追われる生活を強いられました。

そんな中、兄の結婚を期に、親の大反対を押し切り、実家を出て長野に嫁ぎました。

希望を胸に長野に嫁いで来たものの、程なく理想と現実の違いに打ちのめされました。

慣れない農作業で身体を壊し1週間寝たきり状態に。回復した後も、ストレスで体調を崩し病院通い。

その時の口癖は「負けるもんか!負けるもんか!」

相当辛抱強かったですね。

長男が幼稚園の時に籐手芸を始めました。普通の人が3年かかるところを1年半で師範の資格を取得。

長男の小学校入学を機に、おとなしい性格を変えるために、自らの意思で保険会社に再就職。

辛かったけど、この時の経験が今の自分にとても役立っています。その後はパートの掛け持ちをしながら必死に子育てをしました。

子育てが終わる50代、このままじゃいけない!私は自分を生きていない!

少女の頃、違う自分を演じたくて女優に憧れていました。そんなことを思い出しながらテレビ画面に映るキラキラしたシニアモデルに憧れて、誰にも言わず新幹線に飛び乗り都内のモデル事務所に登録しました。

現在は、都内と長野の事務所に在籍しています。活動に関わる経費は今も自分で稼いでます。
そして60代、念願のシニアモデルとして活動しており、周りからも応援してもらっています。

籐教室もずっと続けています(25年間)。そして「いきいき女子会」も主催してます。

健康である事が幸せ。

美味しい物食べてる時が幸せ。

2ヶ月に一度の女子会を楽しみにしてくれる仲間がいる事が幸せです。

私の人生の中で、今が一番幸せです。自由に動けて好きな事にも色々挑戦出来ます。

私の目標は、これからも色んな事に挑戦し、自分らしく生きる事です。

そして、同じ世代の方に、年齢だからと諦めないで挑戦する事をお薦めしたいです。

毎日が笑顔で暮らせますように。


祥枝さん、お忙しい中ありがとうございました。

祥枝さんはご自身のSNSアカウントでも情報発信されていますので、こちらもぜひご参照ください。

私たち50代の先輩として、60代女性の可能性を切り開いていく祥枝さんに心から感謝するとともに、これからも祥枝さんの動向に注目していきたいと思います(50s.online編集部)。

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