今日の美人さん|金澤智明さん55歳は北海道厚真町観光大使で「人の希望を形にすることが私の仕事」

今日の美人さん|金澤智明さん
本日の美人さんは北海道札幌市にお住まいの金澤智明(カナザワ チミョウ)さん55歳。初めて智明さんのお顔をSNSで拝見した時 “弥勒菩薩のように美しい方” だと思ったものです。

それもそのはずで、智明さんのご実家は佛教&僧侶の家系とのこと。しかもご職業は編集&執筆業を経て、今では商品開発とブランディングまで手がけていると。

北海道の厚真町の観光大使としても活躍中の智明さんにコンタクトを取り、自己紹介含めてご自身のことを語っていただきましたので、ぜひプロが書く文章をじっくりと味わってください。


本名:金澤智明(カナザワ チミョウ)
祖父と曾祖父が九州長崎から永平寺を経て、北海道に寺院を建立するために渡ってきたため、我が家は佛教&僧侶の家系です。そのため幼名の他に法名のような名も持っており、執筆の仕事で独立することを機に、チミョウという名前を戸籍上から用いています。おかげで、ほとんどの人に忘れられない印象を残すことができるため、仕事やプライベートにおいても大活躍しています。

幼い頃から本を読むのが大好きで、赤毛のアン、オーケストラの少女、銀のスケート靴、アルプスの白ゆり、少女ナンシーの冒険、足ながおじさん、長くつしたのピッピなど、少女文学の主人公たちが、世界中にいる私の親友でした。

北海道の札幌という小さな街に暮らしていながら、ヨーロッパの街並みや田園風景、異国の文化・芸術を、物語としてではなく、現実の世界のように心で実体験していました。ですので、初めてヨーロッパを旅したときも、違和感なし。どこか懐かしく感じる旅になりました。

幼心にも、貧しくとも誇りを失わず、けなげに生きる主人公たちの、真っ直ぐで純粋な姿に心打たれ、自分もそのような人でありたいと思いながら、そのまま50代を迎えた気がします。おかげで根っからの妄想族。強度のおっちょこちょいと相まって、キチンとしたくてもちゃんとできない、壊れキャラの55歳です。

空間デザインや商業デザイン、インテリアを学び、東京・大阪で物販や飲食提案の仕事を10年以上経験したのち、札幌へUターン。さっぽろタウン情報の副編集長、北海道新聞の契約ライター、民放のラジオドキュメンタリーの構成作家など、執筆を中心に独立しました。現在は株式会社智恵の環という会社を設立し、法人格で仕事をしています(経歴は別途プロフィールを参照してください)。

40代を迎え、オーナーシェフの共同経営者とともに、札幌のアップタウン「宮の森」に『海鮮中華 宮の森れんげ堂』をオープン。国内外から足を運んでもらえる人気店となり、北海道ミシュランにも掲載されました。通算10年の経営を経て、同店を卒業(お店は今年15周年)。本来の執筆や企画制作の世界へカムバック。加えて飲食の世界で培った経験を活かし、生産者を中心に農作物の商品開発とブランディングを手がけるようになりました。

全道各地を愛車のBMWとともに駆けめぐり、移動距離は年間12,000キロ以上。車が大好きで、今でこそ最近の輸入車に乗っていますが、東京時代は英国の珍しいアンティーク車のオーナーとして、雑誌などに取り上げられることもありました。

常に自分に正直に。傷ついてもケガしても、へこたれそうになっても、ベソかきながら翌日には笑ってる。そんな自分でいられたら幸せです。50代こそ、自分のために生きられる世代に入ったと確信しています。必要のない用事はつくらない、気持ちにウソをついてまで人に合わせたりしない。自分を一番大切にするために、自分を大事にできない時間や人とのお付き合いは極力避けるか、いっそ強制終了することもいとわなくなりました。

自分自身がブランドであるならば、その身を飾り立てる必要がない。これも50代になって至った境地です。品質のよいものを手にすることと、ハイブランドで身を固めることは違うかな、って。30代、40代に欲しいものをさんざん手にしてきたから思えることかもしれません。

夢や目標はありません。人の希望を形にすることが私の仕事なので、皆さんに喜んでもらえたら、それで満足。それが私の次なる活力となるからです。ただ、これから取り組みたい仕事として、シニアやシルバー世代の「人生の履歴書」を手がけたいと考えています。かつて構成作家として執筆していたラジオ番組「ほっかいどう百年物語」の主人公たちのように、自分と周囲のために真剣に生きてきた人々の半生に触れ、後世に残すお手伝いがしたいと思っています(実際にそういったオファーが増えてきました)。

厚真町は新千歳空港から35分という好立地にあり、豊かな森と100を超える池や沼が点在する小さな農村です。2018年の北海道胆振東部地震で、広域にわたって山々が崩れ去った光景を、痛々しく記憶している人も多いと思います。3年目となる今年は、やっと復旧から復興フェーズへと移行し、壊れていたものを直す毎日から、新しいものを生み出す時期に入ったと言えます。

かつては小さな入り江だったところに、樽前山の噴火で火山灰が滞積し、海に蓋をする形で土地が形成され、地層のなかに水を蓄えていることから、農作物や木々に独特の恵みを与えています。私はこれを「厚真テロワール」と呼び、作物の美味しさを生み出す大きな特徴として、他地域との差別化の一つに挙げています。

希少で高機能食品のフルーツ「ハスカップ」@yamaguchi.hasukap_farm、森の恵みたっぷりの原木椎茸「たのしいたけ」@tanoceee、糖度12度になるまで180日も長期熟成させたメークイン「あつまいも」、低タンパクで味わい深いななつぼし「さくら米」など、厚真を代表する農作物のほか、地場の林業から生まれるウッドクラフト、北海道ナンバーワンのサーフスポットなど、語り尽くせないほどの魅力が盛りだくさん。厚真コンシェルジュとして、多くの皆さんに厚真町の見どころ味どころを、積極的に案内したいと思っています。

プロフィール
株式会社 智恵の環
代表取締役 金澤 智明 Kanazawa Chimyou
厚真町観光大使 厚真コンシェルジュ 札幌市製品開発アドバイザー
1966年、札幌市出身。大学と専門学校で空間デザインや商業デザインのコンセプトワーク等を学び、東京や大阪で物流企画や飲食提案、商品企画などプランニングのノウハウを身につける(西武百貨店、西武ロフト、東急ハンズ、全日空リゾート、サントリー飲食事業部等)。札幌へ戻ってからは、さっぽろタウン情報の副編集長を務め、その後、編集企画制作の分野で独立。取材・原稿執筆を得意とすることから、ストーリーに基づいた物流企画、飲食経営、メニュー構成、店舗計画、商品開発、広告・編集制作、ブランディング、販売促進、プロモーション、流通戦略など、クライアントの要望に幅広く応えられる経験と知見を重ね、自治体や企業、生産者などの、数多くのプロジェクトや作品に参加。現在はおもにブランド化の企画支援を行っており、言葉づくり、ものづくり、流通に至るまで、守備範囲を広げ取り組んでいる。


智明さん、お忙しい中、誠にありがとうございました。さすがに文章のスペシャリストだけあって編集の手を入れる隙が全くなく、編集部一同感服しまくりです。

当編集部では、来年春に本格稼働を目指しておりますが、その際にはぜひとも智明さんにお声がけしたいと勝手に願望を書いて、本日の美人さん紹介でした。

最後に、当編集部が“弥勒菩薩のように美しい方”と感じた智明さんのSNSを引用させていただきますので、その真意をくみ取っていただければ幸いです。

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