齋藤悠子さんは「ポジティブに生きる」を叶えるゆうこ先生。ミセスオブザイヤーにも出場。

齋藤悠子

東京都内にお住まいの公認心理師・齋藤悠子さんのご紹介です。元々は工学畑のエンジニアだった悠子さんが、障害児教育や不安障害・パニック障害の方へのカウンセリングに携わるようになった経緯を教えていただきたく、経歴を含めて手記にまとめていただくことが叶いましたので、ぜひご一読ください。

齋藤悠子「ポジティブに生きる」を叶えるゆうこ先生

46歳の私。今年、人生で初めてMrs of the Yearというコンテストに出場しました。

そこでスピーチさせていただいたのは、仕事としている『障害児教育』のこと。

発達障害をはじめ、マイノリティの特性を持つお子さんを育てるお母さまには、孤独と不安と、ひと一倍の苦労が付きまといます。

キャリアを捨てて前向きに子育てに励むお母さまもいますが、子どもが障害児であるがゆえに自己実現を諦めてしまうケースにも沢山遭遇しました。

私は現在、公認心理師として療育機関で働いていますが、もともとは工学畑のエンジニアでした。

心理職との出会いは、自身の子育てがきっかけです。

私の子どもは高校3年生になりますが、子どもがまだ幼少だった頃、通院や子育て相談の場で色々な親子に出会いました。

子育てというのはどんな場合でも大変なものですが、マイノリティの親子の苦労を目の当たりにして、自分の進む道を変えようと決意しました。

「誰もが自己実現できる世の中」を創っていきたいと思ったからです。

そこから、子育てをしながら大学に編入し、必死に勉強や臨床経験を積んで今の私がいます。

私は母親を2歳で亡くし、それなりに苦労しながら幼少時代を過ごしました。出産してからも消化器系の持病の手術を3回も行うなど、環境的マイノリティな中で生きてきた経験もあり、マイノリティの辛さや自己実現できない歯がゆさが、痛いほどわかるのです。

現在は、子ども向けの療育だけでなく、軽度の不安障害・パニック障害の方へのカウンセリング、自己実現に向けた個別指導など、大人向けの自己啓発も対応しています。

誰もが自己実現できる愛のある社会のために、私はこれからも日々邁進していきます!


悠子さん、お忙しい中ありがとうございました。

悠子さんはご自身のSNSアカウントで情報発信されていますので、こちらもぜひご参照ください。

●『周りの人を元気にする大人の女性』紹介企画では、写真の掲載についてはご本人様からの了承を頂いております。画像・動画の無断使用は禁じられていますのでご注意ください(50s.online編集部)。