東京都内にお住まいの浦塚江見子さんは、癌サバイバーでNPO法人乳がんサポートグループVOICE理事、そして「自分史上最高の私になる!」をMissionとしたミセスコンテスト「Ms. Brilliant Soul」のCEOを務められています。
乳がん発症を経て、今現在の活動に至る人生の道のりと今後の目標を教えていただきたく、江見子さんに手記にまとめていただくことが叶いましたので、ぜひご一読ください。
浦塚江見子(うらつか えみこ)
NPO法人乳がんサポートグループVOICE理事
Ms.Brilliant Soul CEO
社長秘書
東京生まれの東京育ち
東京生まれの東京育ち。両親が江戸(東京)から離したくない、ずっと見守っていたいという思いを込め、江見子と名付けられました。
両親にも愛され、特に何も苦労もせず順風満帆な生活を送りながら、31歳で結婚。
その後、長年の不妊治療を経て、ようやく待望の妊娠をしたものの、妊娠と同時に大出血!
妊娠中はほとんどベットの上過ごし、緊急帝王切開。
生死を彷徨いながら命がけの出産をし、その時から命の大切さを意識するようになりました。
息子が1歳の頃、乳がんを発症
息子が1歳の頃、乳がんを発症。ステージIII。
一年半後に予期せぬ癌の再発。
実はその時、私は第2子を妊娠中でした。
ギリギリまで悩みに悩みましたが、子供を諦めました。再度、手術と抗がん剤治療が始まり、脱毛、吐き気との戦い、寝るのはトイレの中という日々を送っていました。
仕事も辞め、夢を諦め、家に引きこもり、自分が世界で一番不幸なんじゃないかと涙し、塞ぎ込む日々でした。笑顔も私の顔から消えていました。
そんな時に出会ったのか、その当時珍しかったオンライン乳がん患者会のGT4。
代表の河野さんも同じ乳がんサバイバー。彼女とのとの出会いで心が救われ、私は時間をかけ立ち直ることができました。
その後、河野さんが乳がん患者のためのNPO法人を立ち上げることになり、私も理事の1人として、大阪で16年間NPOの活動を行ってまいりました。
ミセスコンテストに出場
NPO法人の活動の傍ら、ミセスコンテストに出場しました。
なぜならそのコンテストは女性の社会貢献、生き方を賞賛するコンテストだったからです。
どうやって二度の癌から立ち直ったのか、同じく悩む人の勇気になりたいとスピーチをし、ファイナリストに選んでいただけました。
女性が輝くためのプラットフォーム作り
その後、いくつかの女性のコンテストの運営経験を経て、2021年に仲間とMs.Brilliant Soulを東京で設立。
現在、Ms.Brilliant SoulのCEOとして、女性が心から輝くためのプラットフォーム作りを行っています。
女性の9人に1人は乳がんになる時代、コンテスタントの中にも同じ悩みを持つ人も多くいます。
全ての女性が心から輝くために、トータルでサポートしています。
コンテストを通してボランティア活動
そして、癌の再発から17年経ち、元気になったからこそできるボランティア活動(子供食堂支援・障害児支援・ピンクリボン活動等)に力を注いでいます。
この夏、NPO法人の代表理事に就任予定、さらなる活動の場を広げてまいります。
どんな状況であれ、命ある限り心から輝き続けたいと思って邁進する日々です。
江見子さん、お忙しい中ありがとうございました。
江見子さんがCEOを務めるMs.Brilliant Soul(ミズ・ブリリアントソウル)の公式サイトとSNSアカウントはこちらになります。
7月7日にグランドニッコー東京台場にて第2回大会が開催されますので、江見子さんのお姿もそこで拝見できそうです。
自分史上最高の私になる…
Facebookアカウント|Ms.Brilliant Soul
Instagramアカウント|Ms.Brilliant Soul
江見子さんはご自身のSNSアカウントでも情報を発信されていますので、こちらも要チェックです。
ボランティア活動(子供食堂支援・障害児支援・ピンクリボン活動等)に邁進するという江見子さんに心から敬意を表するとともに、その動向にこれからも注目していきたいと思います。
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