鹿児島市天文館の美容師・中原由紀子さん「難病の経験を元に中高年女性の悩みを解決できる仕事を」

中原由紀子

鹿児島市天文館で美容師をされている中原由紀子さんは、昭和49年(1974)生まれの49歳。

来年で私たちと同じ50代になる由紀子さんですが、2年前に「自己免疫疾患」という難病に罹患されたことで、これからの人生の目標がもう一つ増えたとのことです。

由紀子さんの身の上に何が起こり、今現在はどのような状況なのかを教えていただきたく、経歴を含めて由紀子さんに手記にまとめていただくことが叶いましたので、ぜひご一読ください。

美容師 中原由紀子

元スイミングインストラクター
元アパレル販売員
ミセスオブザイヤー鹿児島初代グランプリ/日本大会ファイナリスト 

経歴

昭和49年(1974)生まれの49歳。

幼少期から素敵な友人の髪型や洋服を憧れて見ていたことを思い出します。

好奇心旺盛な子で、色んな習い事をしていました。

中学まで父の元で水泳を習い、高校生の頃に、将来は子どもたちの心に触れる職業に就きたいと思い、短大に通いながらスイミングのインストラクターの道へ進みました。

8年続けたスイミングを退職し、ずっと興味があった洋服の販売員へ転職。

女性は、洋服のコーディネートによって全く違う印象を与えることがあります。この時にコーディネートの面白さを体験しました。

趣味で、休日を使って洋服の販売員だった経験を活かして洋服のコーディネートのお手伝いをさせて頂くこともあります。

子どもを産んでからは、子どもたちの髪の毛を切ることで髪の毛を切る楽しさを知りました。
動きづらかった両手中指の手術を受け、令和元年の45歳の時に国家試験に合格。

今現在、鹿児島市天文館で美容師をしています。

ヘアカットをすることで、新しい自分を発見する楽しみを沢山の方に味わって頂きたいと思っています。

46歳を過ぎてから体に異変が

●最大のピンチ

46歳を過ぎてから、徐々に体の異変を感じるようになり、仕事から自宅に戻ると横になっていました。

体の調子が悪く、両腕と両脚に大きなアザができ病院へ行きました。

次の日には無菌室での入院が始まり、病院の先生から思ってもいない深刻な話があり、毎日、沢山の方からの血液が私の所に届きました。

家族の元に戻れたこと

●最大の喜び

入院から2か月後に家族の元に戻れて、朝から張り切ってお弁当作りをしたり、半年後には美容室でお客様を担当させて頂けるようになりました。

中高年女性の悩みを解決できる仕事を

●これからの目標

入院中に白髪予防、薄毛予防の勉強をしたことと、さらに最近、老化予防の勉強も深めていて、腸活や栄養が大切だと感じています。

これからの目標は、お客様を癒せるような自宅美容室を作ることと、もう1つは、栄養学を取り入れた、中高年女性のお悩み解決ができるお仕事を立ち上げることです。


由紀子さん、お忙しい中ありがとうございました。

由紀子さんが罹患された難病については、由紀子さんご自身のSNSアカウントで詳細に告白されていますので、ご参照ください。

由紀子さんの美容師としてのSNSアカウントはこちらになります。

そして、こちらがミセスオブザイヤー2022鹿児島大会プレシャス部門(43歳~60歳の婚姻経験のある女性)初代グランプリに輝いた時の写真になります。

17歳の息子さんと11歳の娘さんの自慢のお母さんでもある由紀子さんの、これからの益々のご活躍を祈念して本日のご紹介とさせていただきます(50s.online編集部)。

●『周りの人を元気にする大人の女性』紹介企画では、写真の掲載についてはご本人様からの了承を頂いております。画像・動画の無断使用は禁じられていますのでご注意ください(50s.online編集部)。